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昨日は自己紹介をしたので今日は抜毛症が始まった時のことを書こうと思います。
きっかけは本当になんでもないこと。 わたしには5つ上の姉がいて、その姉が小学生のわたしに言ったんです。 「髪の毛を抜くと毛根がくっついてきて面白いよ」と。 それでわたしもプチプチと抜いてみたら面白くなって、一人でいるときに髪を抜くようになりました。 遊びの範疇に収まっていたのはほんの数日のこと。すぐにヘアバンドをしないと学校にも行けない状態になって親にも気づかれてしまいます。 それを知った担任の先生は泣きながら「髪を抜かないと解消できないくらいストレスを溜めてたんだね。気付いてあげられなくてごめんね。」と言ってくれたけど、髪の毛を抜くことは癖でありちょっとした楽しみで、親や先生が言うように心因性のものであるとは思えませんでした。 抜毛症は治らぬままわたしは中学生になりました。 中学ではすぐに保健室登校児に。不良になったのではなく、いじめられたわけでもなく、ただ馴染めなかった。 すごく頑張っても好かれていない気がした、自分から誘うばかりで友達に誘われることがほとんどなかった、みんなが自分の悪口を言っている気がした。 そして2年生の冬休み、それまで抜毛症は続いていたもののなんとか普通に暮らせる程度の毛量でしたがそれを一晩で一気に抜いてしまいます。 本当に、何かに取り憑かれたように抜いていた。気付いた時には取り返しのつかないことになっていた、という感じでした。 母親に相談すると、母はわたしをレディースアートネーチャーに連れて行きました。 結果的にオーダーメイドでウィッグを作り、そこから今までずっとウィッグをかぶる生活が続いています。 細かいエピソードや感情をだいぶ抜粋しましたが、小学校~中学校は大体こんな感じです。 最近になってから知ったのですが、小学生女児で抜毛癖のある子は結構多いらしいんです。 大人になって治る子がほとんどだけどわたしのように10年以上続くこともあります。 最初のうちはわたしの今まで抜毛症と付き合ってきた時間を振り返るため、どうしても内容や文章のテイストが重たくなってしまいますが本当はとてもふざけた人間ですのでだんだんふざけたことも書いていけたらと思います。 よろしくお付き合いください。
by life-strip
| 2013-05-22 09:48
| 抜毛症のこと
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